フェレットを飼うにはいくら必要？初期費用や月々の費用、生涯費用を解説！

フェレットがちょこちょこ動きまわる姿は本当にかわいらしいですよね！
フェレットをお迎えしたい！でも、実際にいくらかかるのか想像できない！
そんな方も多いと思います！

フェレットは結構お金のかかる動物です。
お迎えした後に「こんなはずじゃなかった」という事にならない様に
今回はフェレットお迎えの初期費用、月々の費用、生涯費用を解説します。

初期費用

フェレットのお迎えに必要な初期費用は約152,100円！！
内訳は以下の通りです。

生体価格を10万前後で記載していますが、もちろん
フェレットの種類（ファーム）や、その時の為替によっても前後します。
今回は初心者でも飼いやすいマーシャルフェレットの平均生体価格を記載しています。

最近、フェレットは値上がりしていて僕がお迎えした時は平均６～８万円程でした。
１匹は８万７千円程でお迎えし、もう一匹は３万円でお迎えしました。

３万円の子は安い理由があり
噛み癖がすごすぎるとの事でした。
実際、どんな子か触れ合ってみたいとお願いした所
かなり警告をされ、店員さんもケージから出すのにかなり苦労していました。

その姿をみて、ここじゃ幸せになれないなと思い家に連れて帰る事にしました。
値段が平均より明らかに安い子は何かしら理由がある事が多いので
絶対に確認したほうがいいです。


フェレットのエサは外国産だと日本産の２倍ほど高い傾向があります。
お迎え時のエサは、今現在ショップで与えている種類を聞いて
同じエサを与える事をおすすめします。

トイレやトイレ砂も最初はショップで使っているものと同じ物で問題ないです。
１つ注意点として、トイレはケージと同じ横幅のサイズがおすすめです。
スペースがあまっていると間違ってそこで排泄をしてしまう子もいます。

月々の費用

月々の費用は約11,000円（健康なフェレット）
内訳は以下の通りです。

• エアコン
  フェレットを飼育するには温度管理は必須です。
  理想の飼育温度は15~25度と言われているので
  夏場はエアコン24時間稼働が絶対条件！
  現在の電気代に少なくともプラス4,000円はかかります！
• フィラリア予防
  フィラリア症予防の為に5月～12月頃まで月に１回投薬
  1回あたりの値段が1,000円前後です。
• 保険
  フェレットは病気にかかりやすい動物です。
  平均寿命は5～10年で、フェレットの1年は人間の10年に相当します。
  
  3歳を過ぎると何かしらの病気を発症する可能性がぐんと上がるので
  絶対に備えをしておく必要があります！
  
  保険はフェレットの年齢や保険の種類によって値段は変わりますが
  平均3,000円程です。
  
  保険に入る事は必須ではありませんが
  保険に入らないならお迎えした月から最低5,000円は貯金しましょう。
• エサ
  種類によってピンキリで、1,000円～7,000円程度。
  日本産だと平均3,000円前後で販売されています。
  
• トイレ砂
  トイレ砂も種類によってピンキリです。
  
  月々の費用は与えるエサ、トイレ砂でかなりかわってきます。
  今回紹介した費用はあくまでも健康なフェレットの場合の値段です。
  病気をして通院する場合などは、この値段にさらにプラスでかかります。
  
  おもちゃやおやつなどは頻繁に購入するものではないため
  今回は入れていません。
  
  
  

生涯費用

フェレットは年に１回ジステンパーワクチン接種があります。

基本的には先ほどお伝えした月々の費用に
この年１のジステンパーワクチンを合わせた金額が年間の費用になります。

月々の費用　11,000円×12カ月　＋　年１ワクチン　10,000円　＝　142,000円
上記が1年間にかかるだいたいの飼育費用です。

健康な状態で7年間生きた場合、994,000円になります。
こちら保険加入している場合の金額なので、
病気にかかった時の金銭的負担は減りますがゼロというわけではありません。

僕は、保険に加入せず
毎月医療費貯金をしていました。

1匹は体調を崩してから天国に旅立つまでが早かった為、
医療費は10万もかかっていません。

もう1匹は4歳頃から、さまざまな病気にかかり
現在は3つの病気にかかっています。

毎月の病院代は平均28,000円で、年間にすると医療費だけで340,000円超えです。

どちらが良いとはいえませんが
絶対に何かしらの備えは必要です！

まとめ

フェレットの生涯飼育費用は1匹あたり100万円以上ということです。

今回の費用をみて思ったよりかかるな・・・
と思った方も多いと思います。

1度お迎えをしたら、最後まで責任をもって飼育しなければいけません！

飼い主さんも、フェレットちゃんも
素敵なフェレットライフを送れるよう余裕のあるお迎えをしてあげて下さいね。