フェレットは臭い動物として有名です。
というのもフェレットが日本に流通しはじめた当初、
臭腺を除去していないフェレットがいたからです。
臭腺除去手術をしていないフェレットの臭いがあまりにも強烈だったのか、
今でもフェレットはニオイがキツイ動物だと思われています。
ですが現在は、
臭腺除去をしたフェレットがほとんどです。
なので皆さんがイメージしている
スカンクの様な臭いはありません。
だからといって、
全く臭くないというわけでもなく、フェレット特有のにおいはあります。
臭いの感じ方は人それぞれですが、
僕は加齢臭に甘さを足したように感じます。
フェレットを飼育する前は、
そんなに気にならなかったのに
いざ飼育するとニオイが気になったり
来客の予定があったりすると、臭くないか心配になる事もあると思います。
僕も飼い始めの頃は
臭うかも!!
と思い家に人を呼ぶのが億劫になっていました。
ですが、今では家に人を呼んでもニオイは気にならない!と言ってくれるので気兼ねなく
人を招待する事ができています。
もちろん、何も対策をしていない訳ではなく
臭いを抑える対策をしています。
ということで今回は、
その臭い対策法を6個お伝えします!
耳掃除
一度フェレットの耳の臭いを嗅いでみて下さい。
初めて耳の臭いを嗅ぐ方は、その臭さに驚くと思います。
耳掃除をさぼると抱き上げただけで臭うほど
強力なニオイがします。
この臭いを防ぐには、耳掃除がとても大切です。
ティッシュでふき取れる範囲に汚れがある場合は、
イヤークリーナーでティッシュを湿らせて
その都度拭いてあげましょう。
週1で綿棒を使って掃除します。
この時も耳が傷つかないように、イヤークリーナーを使用します。
耳掃除が終わったら耳に残ったイヤークリーナーをふき取ってあげます。
耳が汚れるのが異常に早い子は耳ダニの可能性があります。
うちの子は耳ダニかもしれない!
という方は、獣医師に診てもらいましょう。
お風呂に入れる
ニオイ対策はニオイの元から!
ちょっと言い過ぎな気もしますが、
フェレットはお風呂に入れる事の出来る動物です。
月1を目安にお風呂に入れてあげましょう。
温度はぬるま湯がベストで36度~38度。
フェレットが震えると寒い、ハァハァ息が荒くなるのは熱すぎです。
しっかりとぬるま湯で体を洗ってあげた後にシャンプーをすると、
すぐにシャンプーをした時に比べてニオイも落ちます。
ここで注意ポイントなんですが、
お迎えをしたばかりの子をお風呂に入れるのはやめて下さい。
お風呂デビューは、
新しい環境、飼い主さんに慣れてからです。
最低でも、お迎えをしてから1カ月は待ってあげましょう。
また、生後3か月以上からが望ましいです。
ペット用品を清潔に保つ
ここで言うペット用品は、
ハンモックやマット、トイレの事です。
トイレは排泄物が付くのでニオイの原因になりやすいです。
トイレは特に毎日綺麗に保ってあげたい箇所です。
初めのうちは、毎日洗うのが面倒くさく感じるかもしれません。
そんな方は、お風呂に入る時一緒にトイレも洗うといいかもしれません!
簡単に洗えるので、毎日の日課にしてしまえば面倒と思う事もなくなります。
かなりの面倒臭がりの僕も、
この方法で毎日洗っています。
ハンモックやマットは、最低でも週に1回、
基本は3日に1回を目安に洗いましょう。
僕はコロコロで毛を取ってからお風呂で手洗いしています。
手洗いでも洗濯機でもお好きな方法で洗ってあげてください!
ケージの掃除
こちらは毎日がっつり掃除するのは、
かなりハードルが高いですよね。
ササッとケージの中、外を毎日拭いてあげるだけでも、
ニオイ対策には効果的です。
大掃除は月1~汚れが気になってきたタイミングで大丈夫です。
消臭剤
臭いでごまかすタイプの消臭剤は効果を感じませんでしたが、
無香料タイプの消臭剤は効果を実感できました。
臭い付きの消臭剤しか使った事ない方は、
一度試してみる価値アリです。
脱臭機、空気清浄機
脱臭機や空気清浄機は、これがあれば、臭いが完全に消える!
というような物ではありません。
飼育環境を清潔に保ったうえで使用してこそ、
臭わない空間づくりができます。
値段もピンキリで効果の幅も大きいので、
新しく購入する場合は、何台か比較して購入する事をおすすめします!
まとめ
フェレットをお迎えしたばかりの頃は、
特に臭いが気になりやすいと思います。
今回お伝えした臭い対策法は即日実践可能ですが、
すぐに効果が実感できるほど強力ではありません!
ですが、日々の積み重ねで臭わなくなってきます。
是非試してみてください!
バイタチ!
コメント