フェレットは飼いやすくて良く懐く!
と人気の動物です。
確かに飼育もしやすく
呼ぶと駆け寄ってきてくれたりと
本当に愛らしい動物です。
ですが大変だと感じる面もあります。
フェレットの可愛い面だけをみて
お迎えをすると、
飼わなきゃよかったと
後悔するかもしれません。
ということで今回は
フェレット飼育の大変な事10個をお伝えします。
放牧(遊ぶ)時間を確保する。
フェレットはケージの中だけで飼育していると
ストレスが溜まってしまいます。
ストレスをためさせない為にも
最低でも1日に1回1時間、
ケージから出して放牧させる時間が必要です。
1時間なら全然大丈夫!
と思うかもしれませんがこれは本当に最低条件です。
実際1時間だけ放牧してケージに戻すと
「遊び足りないんじゃ~出せ出せ~」
と言わんばかりにケージをガチャガチャして
アピールしてきます。
これが本当にうるさくて
昼ドラの登場人物にいそうなくらい
執念深くガチャガチャしています。
3~4時間放牧した後は
大人しくすんなり寝てくれる事が多いです。
ただ放牧するだけではなく
おもちゃを使って遊んであげると満足度が高いのか
自らケージに戻って寝る事もしばしば…
放牧中のトイレしつけ
ケージ内ではきちんとトイレをしてくれるのに
外に出すと全然ダメ。。。
という事も非常に多いです。
ケージ内のトイレしつけは難易度低いですが
ケージ外のしつけの難易度はスーパーウルトラハード!!!
うちの子は、せっかく覚えてくれていたのに
シニアになった途端
ボケなのか解放感なのか、
色々な所でトイレをする様になりました。
わがままおじぃです。
どの子も100%しつけができる!
というわけではないので飼育するには、
「トイレなんか覚えなくてもいい」という
大きな心が必要です。
しつけをしても噛む
基本的にはしつけをすると噛まなくなります。
ですが、びっくりした時にとっさに噛んできたり
「遊ぼー」と優しく噛んでくる事もあります。
本気で噛まれる事はないですが
くわえる程度で噛んでくる事はあります。
その子の歯のとがり具合とかで痛く感じる事も
あるかもしれません。
全く噛まなくなる!と思ってお迎えすると
ギャップを感じるかもしれません。
インテリアを楽しめなくなる
フェレットはホリホリするのが大好きです。
今までカーペット4枚とソファーが犠牲になりました。
今ではホリホリされない素材を選ぶか
捨てる覚悟で購入しています。
フェレットを飼育すると、カーペットは確実に犠牲になります。
光熱費が上がる
フェレットの適正飼育温度は15~25度、
湿度45~60%です。
夏場はエアコン24時間稼働、
冬場は暖房と1年を通して温度調整が必要です。
僕は一人暮らしで平均電気代が12,000円でした。
ペットを飼育した事がない方にとっては、
この温度管理は盲点だと思います。
電気代は地域差もあると思いますが
1つの参考になればと思います。
気楽に旅行に行けない
犬や猫に比べてフェレットを預かってくれる
ペットショップは少ないです。
また預かってくれる場所が家の近くにあるとも限りません。
フェレットをお迎えする前に
事前に確認する事をおすすめします。
フードが高い
フェレットは肉食動物です。
エサは動物性たんぱく質と動物性脂質が
多く含まれているものが良いです。
高品質の肉が沢山入っているフードとなると
値段もそれなりにします。
フェレットを診てくれる病院が少ない
フェレットを診てくれる病院は結構少ないです。
飼った後に病院を探したら家の近くに全然ない!
なんて事が平気であります。
元気なうちは病院までの距離なんて気にならないと思いますが
病気によっては月に1~2回は通院しなければなりません。
そんなわけで病院までの距離は超重要です!
医療費がかかる
フェレットの平均寿命は短く5~10年と言われています。
4歳からはシニア期で何らかの病気を発症する可能性が高いです。
また、フェレット3大疾患の
・インスリノーマ
・副腎腫瘍
・リンパ腫
これらは長く病気と付き合う事になり、
医療費もそれなりにかかります。
僕ん家のフェレットの実際の医療費は
こちらの記事の生涯費用で紹介しています。
https://kurokuroblog.com/ferret-lifetimecost/
事故が多い
フェレットは本当にやんちゃで好奇心旺盛です。
高い所に登るのが大好きで、
ぐんぐん登って降りれなくなったり
カーペットを噛み噛みして誤飲しそうになったりと、
目が離せません。
部屋のドアなどもしっかり閉めていないと
すぐ他の部屋に探索に行ってしまったり
本当に自由奔放で可愛いですが、
気を抜くと大事故につながってしまう可能性大です。
まとめ
フェレットと生活をしていると
今回紹介した事なんて気にならないくらい癒されます。
ですが、
可愛い、飼いやすい!だけの情報で
フェレットをお迎えしてしまうと後悔する人も出てくると思います。
飼い主さんとフェレット、お互いに幸せでなければ
良きフェレットライフは送れません!
フェレットライフを楽しんでいきましょう。
バイタチ!!
(bye-bye × イタチ)
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